虹色
作詞 D
窓越しの狭い空は 今日は白く
なのに陽の光は差すから 青空はあるんだ
涙さえ白い空は 知らん顔で
僕をただ冷たく包んで 青空を隠して
いつでも見上げればそこにあり
僕の心なんか気に掛けず どこまでも広がる
夢中で駆け抜けた ここでお別れ
大切な人にはまた届かなかった 想いを抱えたまま
夢を見続けた だけどさよなら
大切な人にはまた届かなかった 僕を笑ってよ
窓越しの狭い空に問いかけても
僕をただ冷たく包んで 応えなんかなくて
いつでも見上げれば果てしなく
僕の心の中を埋め尽くす どこまでも広がる
夢中で追い駆けた 君とさよなら
強い雨が上がり柔らかな陽射しの下で ただ見とれたもの
繋がれていた手は離れてゆく 淡い輝きの中
この心を奪ったものは消えてゆく
僕が追い駆けた それは虹色
いくら手を伸ばしても届く筈のない
君は虹色
|