christmastide
作詞 彩月はるか
あまりにも稀な光景だった
この街の冬を飾り彩ったのは
紛れもない空からの贈り物
それだけで幸せと思えたんだ
あの日ただ欲しがった玩具も
明日の安定さえも今は要らない
ましてや翼なんて必要ないさ
どうしてって理由ならそこにある
今日は何故か忙しい日々に比べ
心に余裕みたいなものがあるらしい
例えばそこにマッチ売りの少女が
いたならありったけ買える気持ちさ
わかりきった人工的な電飾の星屑に
僕らこんなにも思い寄せてしまう
あれから随分大人になりはしたけど
まだこんなときめきを感じられるのか
どんな記憶も繋がっているんだよ
それは景色 温もり 香り 思い出の曲…
必死でシャッターを切った場所記憶
形にすることで共有できたこの部屋
ねぇいつかもっと先の話なんだけど
こんな風に一緒にいられるのかな?
きっと思い出の幾つかはとうの昔に
忘れていたりするんだろうけどさ
手紙や写真もいつか無くすだろうけど
二人の色がこの雪に馴染んでいく頃に
まだ同じようにいられたらなんて思う
そこに繋ぐ君の手さえあれば充分なんだ
ねぇいつかずっと先の話なんだけど…
|