全てを嘘に囃して綴り合わせた片面と ぐしゃぐしゃに丸めた冷血傀儡 生暖かい記憶が一層熱を帯びて 遅疑逡巡 もうすぐ見失う たった一度の約束に貶す言葉を選んだ 昨日より不自然さを描いて 重ねた手のひらでは救えない 憂い一夜、傷を舐めて癒すから 今は誰も近づかないで (覚束ない存在に協奏曲を 窓際にそっと子守唄を…) 入り浸って謙遜して残されたのは 群青色に染まる空