「自閉症スペクトラム」
作詞 ひとりぼっち
ここでは何もいらないよ 君の流すその涙も全部
朝までしゃべっていようよ ひたすらに
「まるで別世界だね」 笑う君はすぐそばに
まだまだ一緒にいようよ 何もかも忘れてこのままで
僕たち時の流れを無視してずっと一緒と手を握る
映写機の中の二人の恋人たちのように
明日も笑っていられる そんな夢の中にいて
映写機の中の他人のドラマに
夢をみる僕は子供だね 外から眺める君は言うだろう
君と僕とで不条理を唄うよ 変なプライドは脱ぎ捨てて
君と僕とでこの世界を見つめて 慰める お互いに
「それはつまり傷のなめあいだよね」と
言う君はどこかうれしそう 部屋の秒針がまわっていく
やがて終わりのせまるドラマを背景によりそう二人は
寂しさとそれ以外の「何か」で結ばれた
そして太陽が夜を照らし出して
眠ってた世界が目を覚ます それは
まるで弱虫な僕らを笑ってるかのようだった
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