棺の中で 小さくなった 自分の体 抱きしめて 眠りゆくとき あったかいの つめたいの 教えてよ 昨日の夢の 大きさ深さ広さに 迷い込んだ子猫のままで 棺の中を 花が覆った 最後の言葉も 言えないで 眠りゆくとき 泣きたいの 泣きたくないの 教えてよ 変わりばんこに僕らは愛と名付けて 忘れてゆくことをわらった 棺の中で 小さくなった 自分の体 抱きしめた どんなにきつく 抱きしめたって もう壊れない 哀しいほどに