双璧の舞い
作詞 aSh
晩霞に唄う無双の童歌 思い出す幼き日よ
お前を護る為磨いたこの槍の切っ先は 何時の間に
お前を向いていたのか その血に染まろうと
かつて交わした微笑さえ 忘れ去ろうとしているのか
重ね合わせた双璧の 音も今では不協和音
溢れ出した水がもう 元の泉に戻れないと言うのなら
せめてその命この槍で 貫いて灰にして
天の仕組みしこの悲劇 戦陣の舞で終いへと
朝霞に唄う無双の童歌 欠けていく優しい記憶
貴方の役に立ちたくて磨いた この槍の切っ先はもう
貴方の血に濡れてでしか この身を傷付けてでしか
納めることができない修羅の 刃となってしまって
向かい合わせ双璧の 光はいつもすれ違い
破れた鏡で映し出す 世界が歪になるように
もうその手を握ることすら 許されないと言うのなら
天が仕組んだこの戦 私の死にて終いへと
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