溶け堕ちる感情
気まぐれに拉ぐ心
涙も流せぬ虚ろな目

嫌われて当然
吐かなくば気づかれない
心を呪いつつ

疑いの愛情
気まぐれに疼く頭
言葉を放たぬ悪い口

目の前は蕩然
計らずも心の内
滴る一滴

周りを見て
項垂れて
少し上を見て
また項垂れて
謎の恐怖は突然に
現れては消えての繰り返し

嗚呼
羨んで劣等感
同族嫌悪は衝動性
心ではいつも息巻いて

善行優先一文字
悪行退治一文字
出来うることなら
今すぐしてみたい

溶け残る感情
気まぐれに茹だる体
黒きを覚える無垢な夢

選ばれて陶然
儚くも気づかれない
己を呪いつつ

訳もなく強情
気まぐれに迸る足
意味も齎さぬ悪い癖

風向きは灯前
計らずも衣の内
滴る一滴

理由なんて把握済み
少しばかり過信をしすぎてたんだ
不安や後悔が
現れては自分を蝕んで

嗚呼
咳き込んで焦燥感
自己嫌悪は逆境性
望めば闇夜に手を伸ばし

喜怒哀楽哀感中
生命表現奮闘中
出来うることなら
安心を下さい

心では懲りもせず
また嫌悪に嫌悪を積み重ね
原因さえもわからずに
身も心も卑屈になってゆく日々

嗚呼
羨んで悲哀感
人生嫌悪は一貫性
心では過去を繰り返し

善行優先一文字
悪行退治一文字
出来うることなら
もう一度…

嗚呼
咳き込んで倦怠感
自己嫌悪は一般性
望めばあの日に手を伸ばし

喜怒哀楽猛進中
生命表現奮闘中
出来うることなら
なんとか頑張るよ

酸いも甘いも
今の自己を創るのは
己の意志だけだ