存在意義
作詞 muroran
アスファルトに響く足音が違うリズムを刻んで
隙間から見えた空はいつも違う表情で
いつも止まる信号でいつもと同じため息ついて
何も変わらない街並みにいつからか俺も溶けていった
居なくなっても変わらないこの街の一部になれてさえいないんだろう
変わりたいと願うでも変わらない
殻に閉じこもって鍵締めていたって変われないって気づいてる
明日変われる保証なんてないから
ありふれたこの街に俺がいる存在意義を
変えられるきっと今にでも
一人の部屋で凍える両手あっためて
ポケットの煙草に火をつけて
ソファで昨日と同じため息ついて
何も変わらない空間で煙は部屋に溶けていった
幾度となく寝て起きてを繰り返しきっと何かを積み重ねてきたんだろう
笑いたいと願うでも笑えない
素直な気持ちを表現できないから笑えないって気づいてる
明日笑える保証なんてないから
下向いて歩くこの街に俺がいる存在意義を
笑えるさきっと今にでも
大丈夫なんて何を根拠に言ってるんだ
自信なんて持ってるはずもない
言えない言葉が増えていって溢れた言葉が地面に落ちて染み込んだ
伝えたいと願うでも伝わらない
わざわざ隠してるから伝わらないって気づいてる
明日伝わる保証なんてないから
生きていたいと願う確かに生きている
生きてるだけで偉大なことだって気づいてる
明日が来る保証なんてないから
ありふれたこの世界に俺がいる存在意義を
今生きている存在意義を示して
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