相哀ラストムーン
作詞 しぱらむー
気づいたら こうなっていた
気づいたら 戻れないまま
今日もまた、月を見上げて
手をかざし 声あげて泣く
黒く佇む鉄格子 僕は何を思うのだろう
ため息ひとつ、眉寄せて 僕は一歩歩きだしたんだ。
距離を縮めて観美論 指を指して笑われるだけ
ため息ひとつ吐き出して 僕は早足で歩いた。
席につく 足は震えてた
笑顔は 崩れない 崩さない
失敗、でも笑って誤魔化して
落胆、けれど「おはよ」とはにかむ
『存在(ほんしょう)』隠して僕は傍観者
物語(まいにち)をただ見てるだけなのも
「アリでしょ?」
ゲーム(じんせい) 暴力 自殺 脅迫
そんなの他人事に過ぎないと
ニュースを眺めて「馬鹿じゃん」と嘲笑う
手を差し出し「大丈夫?」て 僕はそんなの出来ないけど
ため息ひとつ、眉寄せて 僕は一歩歩きだしたんだ
教科書開いて惰美論 真っ黒なページ笑えてきて
涙ひとつと溢れでて 拭えど拭えど 笑われ。
席をたつ 足は震えていた
笑顔は 崩れない 崩さない
「御願いだから…」
神様、出来ることならばあの日々へ
「もどして」、月を見上げ泣き叫ぶ
『人生(ごみ)』投げ 晒され僕は容疑者に
物語(まいにち)をただ消し去ってくだけってのも
「アリ、でしょ?」
一日一日繰り返してく
今日も僕は空に手をかざし
輝く月に切に願う
「“今日”がずっとであれるように。
明日がない日(せかい)であれるように」
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