白い翼
作詞 Tychi
自分で自分を愛せなくて
それでもなんとか今日を生きて
静かに安らかに眠りにつく
何の変哲もない僕のライフ
ある朝いつものように目覚めると
背中に大きな白い翼
窓を開け空を見上げるとその翼は
一人でに羽ばたいて僕を連れて行く
高く高く舞い上がって
色んな景色僕にみせてくれる
怒りに身を任せ心荒れ狂う人
悲しみに支配され目の前が見えない人
誰もが何かしらの苦しみを持ちながら
それでも生きてること初めて知った
それは僕だってまた同じ
冷たい風が吹く空の上は
誰もいない孤独の世界なのに
どこからか聞こえてくるその声は
優しさとぬくもりに溢れてる
強く強くいきなさいと
涙流す時もそばにいると
誰かとともに楽しいことをしてる人
何かを成し遂げて喜び合う人々
あなたもいつかそのうちの一人になれる
今はまだそこに希望が見えないとしても
戦いに勝利して名声を手にする人
戦いに敗北して経験を手にする人
それぞれの得るモノ失うモノは違えど
互いを次の場所へ導く道標となる
何も知らないこの僕にその白い翼は
何も心配いらないと語りかけてる
自分で自分を愛せないのは弱さじゃない
自分で自分を一番知っているからだろう
空の旅を終え地上に降り立つと翼は
優しく静かに消えてもう戻ってこない
不思議な時間が僕に教えてくれたのは
人として生きるとはどうゆうことなのか
それは誰かを愛するがため
|