何度も聞き返す君の声 どこか掠めていくようだ 強い風が吹きつける街に 涙はそっと舞った 街は朱色 ざわつく波 影を追い求めた僕 風の音色は明日を思わせたよ いつか陽は落ち 静かに立ち止まる足 雪のような冷たさが頬をつたう 脳裏に焼け付く言葉 「さよなら」は またいつか笑顔で会えるように 願う 今日まで僕を染めてきたもの すべて無色にならず 永久に重なって ハロー グッバイ 果てしなく遠い空へ灯れ