食中毒と通信簿
作詞 兎亞
今日は一学期終業式
私は今からある場所に
向かう途中なのさ
食中毒で倒れた
同じクラスの煩い少年
名前はAとでも言っておく
「こんにちは、A君の…」
言い終わる前に扉が開いた
目の前には噂のA君
お腹押さえながら笑ってる
相当辛いのか油汗までかいている
「ちょっと上がって行きなよ」
そんな状態で言われても
「大丈夫なの?」と聞いてみた
首を縦に振られても
全く説得力が無い
取り敢えず部屋に行き
A君の話を聞いた
内容は食中毒のお話
「実は10日前に開けたプリンを食べてみたんだ!」
どうしてそんな事したの
君の頭は何を考えているの
そんな失礼な事が
言えるはずなく私は言った
「ご愁傷さまです。」
もう夏はそこまで来てる
むしろもう夏真っ盛り
夏バテの季節なんだろうが
目の前のA君はとっくに頭がバテています
皆さんも、気を付けて下さい
|