これ以上も以下もない普通な暮らし
それでもときには寂しいone room


彼からの電話だと思ったら
急かすばかりの母親の言葉


私だって気付いてるわ
大人の自覚だってあるわ
でも迷惑はかけられないよ
頑張っていること知っているから


三度目の恋だっていうのに
相変わらず不器用なものね
二十歳過ぎてようやくわかったの
愛するって簡単なことじゃない
あなたもわかっているでしょ？
いつだって I miss you


のんびりしてもいられないけれど
急いだところでどうしようもないわ


今日も帰りは遅いし
お酒だって強くないし
ときには少女に戻ったように
あなたに思いっきり甘えてみたい


三度目の正直だなんてさ
今までがまるで嘘みたいで
でもねあなたとゴールすること
近頃は想像しなくもないの
老いていく私をずっと
愛してくれませんか？


もっと近くで感じたいけれど
笑顔で見送るよ


I miss you…


そして今日も母親からの電話
｢いい人はいるから｡｣


I miss you but I believe you
I miss you but I believe you…