だいすきな君の事
もうスキじゃないって言い聞かせて
胸の想いに鍵をかけた

いつまでも想ってたらダメ
忘れたほうが幸せになれるって呪文のように繰り返す

必死に違う男の子をスキになろうと
君を消そうと思うのに
泣きたい時もつらい時も
ふわっと出てきてしまう

一度出てきたら頭の中が君で埋め尽くされて
会いたくてたまらない

「大丈夫」っていう君の声が聞きたくて
一度くらいギュって痛いくらい抱きしめてほしくて
涙が溢れ出す

どうして君なの？
辛くて苦しくていい思い出なんか　全然ないくせに
君を好きって想うだけで幸せになれるなんて
矛盾してる


だいすきな君の事
もうスキじゃないって言い聞かせて
胸の想いに鍵をかけた

いつまでも想ってたらダメ
忘れたほうが幸せになれるって呪文のように繰り返す

君が好きなサッカー
一生懸命ルールを覚えて話せるくらいまでなったのに
君が好きだって言ってたモンブラン
おいしく作れるようになったのに

君はサッカーのルールがわかんなくて
お菓子作りが出来ない　あの子を選んだ

振り向いてほしかった
だけど…いつしか君の好きな食べ物は
モンブランからあの子の作る肉じゃがに変わってて
勝てることがなくなった

君を好きなこと　必死に隠して
恋愛相談にのるふりをして勝てるとこを探した

ノロケにしか聞こえない相談に
胸が痛んだ


君以外の男の子に恋をしたほうが10倍幸せな気がした
だけど、君に恋をしたほうが100倍幸せな気がした

どうして君なの？
辛くて苦しくていい思い出なんか、全然ないくせに
君を好きって　想うだけで幸せになれるなんて
矛盾してる