E.N.O.L.A.
作詞 悠馬
「何点だった?」
それは彼女にかけた言葉。
でもパニくってる彼女をいいことに、
一緒に話に混ざるあたし。
「あき、やばいほど悪かったみたいっ」
キミを見つめてあたしははしゃぐ。
キミは苦笑い隠しながら「へぇ」たったそれだけでした。
「おはよう」
毎日欠かさず言わなきゃ、
キミに名前と、顔と、名前と、、
そんなことを考え君を探しに、
朝の廊下を一人で歩く。
『偶然、』そうして言い訳しながら
キミを見つけては心が躍る
「おはよう」
そういえばこっちを見てね、
「おはよ」それだけでいいんです。
キミにこの思い届けなんて、
あたしが言う資格はないんですか。
『キミの恋なんて実らなければいい』
『キミに彼女が出来るより、ゲイって噂が本当の方がいい』
そんなことをキミに求めては、
じっと見つめるは、ただの変態。
あぁ、やだな、こんなあたし。
一人でなにやってんの、
だって。
あの子は、キミと話してる時に、
なんであんな幸せそうなの?
好きだからでしょ? そうだからでしょ。
あたしにそんな勇気はない。
キミに恋して、それはまだ小さくて。
臆病なあたしにできること。
それは、
ただ祈ってる、それだけなの。
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