花鳥風月・祭霧炎星
作詞 KANEGON
Flores, Pájaros, Viento, Luna, Fiesta, Niebla, Llama, Estrellas
『浅き夢見し秋の暁
浮世の喧噪いとをかし
空蝉(ウツセミ)空へひねもすのたり
宵闇来たりて光りけり』
私は何を見てきたの?
今まで何をしてきたの?
もう手遅れになってしまうかな
いつも近くで泣き笑ってる
あなたに見せたかった
世知辛い世で生き辛くとも
秋夜(アキヨ)の景色があなたを癒すから
『陽も黄昏れて鴉寝床へ
鳶(トンビ)も急ぎてあはれなり
まいて雁(カリ)などのつらねたるも
いふべきにあらず秋の宵』
どうして気付けなかったの?
ありふれて見えなかったの
徒然(ツレヅレ)とした瞳(ヒトミ)を開いて
今なら見える紅(クレナイ)の花
こんなに綺麗だった?
現(ウツ)し世に見る隠(カク)り世の夢
どうか振り向いてあなたに見てほしい
花咲き鳥舞い祭囃子は
ゆらめく炎(ホムラ)と霧に包まれてく
秋風そよぐは月夜のいみじ
ひらひら明星(アケボシ)降(フ)りて
華々薫る儚げな季節(トキ)
優しい風が吹いて
月に包まれ静かな夜に
羽根を休める渡り鳥
いつも近くで泣き笑ってる
あなたに見せたかった
世知辛い世で生き辛くとも
秋夜(アキヨ)の景色があなたを癒すから
Flores, Pájaros, Viento, Luna, Fiesta, Niebla, Llama, Estrellas
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