どれだけ一人で羽ばたいてみても
飛んでることにはならなくて
たとえ何かを捕えたとしても
それは自分だけの力じゃなくて


こんな自分はカゴの中のトリ
飛ぶことをあきらめただけ
どんなに空を飛んだとしても
止まる小枝がないのなら
飛ぶこと意味なんてないだろう

よくいえば伝達バト
あきらめてはいなさ
用がある時に飛んで
済んだらもどればいいだけの事
未練がましい悪あがき


何度も駄目だと思っても
心のどこかで
望んで、夢見て、期待して
それでもやっぱり
出来なくて

飛ばなきゃ生けないのは
一番わかってるんだ
誰よりも
そう、ダレヨリモ