残像
作詞 Flying-Bird
まぶたに残る幾千の星空
その星はどれも今はなき残像(ひかり)
探し求めて手を伸ばしても
確かめることすらできなくて…
君の笑顔が遠ざかってく
僕はそれをただ追いかけるけど
もう手が届く 数センチ手前で
いつも君は消えちゃうの
思い出すあの頃
2人の気持ちを線で結んで
愛のカタチ 分かった気になってたんだ
でもね でもね 空のどんな星座だって
どれも人間の想像なの
カタチなんてないの ないの なのに僕は…
本当に伝えたい気持ちだけは
うまく伝わらないようにできてた
でも言葉じゃ伝えきれない想いは
君をそっと抱きしめた意味を
残していたんだね
君の残像(ひかり)を思い浮かべて
その中そっと覗いてみたんだ
すると見えたの 君からのメッセージ
失って初めて見えたもの
思い出すあのとき
自分の気持ちをお互いぶつけて
君の気持ち分かった気になってたんだ
でもね でもね 「嫌い」の意味だって
どれも僕の勘違いだった
そんな意味じゃないの ないの なのに僕は…
相手と自分の違うところは
一目で見つかるようにできてた
でもお互い欠けたとこがあるから
僕は君を そして君は僕を
好きになれたんだろう
伝えたかった気持ちも
伝わらなかった思いも
いくつもの残像(ひかり)になって
君に届いているのかな
守れなかった約束も
あの日にぶつけた言葉も
きれいな流れ星になって
君に降り注ぎますように
どこかの誰かが笑った分だけ
他の誰かが泣いてるの
だから僕は君の笑顔のために
泣くよ 泣くよ いつまでも
泣き続けてみせるよ
僕が流した涙の数だけ
君が笑ってられるならいいの
ありがとうって ごめんねって そして
あいしてるって君に届くように
いつかきっと届くように…
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