スノーダンプ
作詞 メズマライズ
君もあなたも 何も悪くない
憎たらしいのは この自分自身
何にも変われないまま 冬が来た
なぜ 断ち切る勇気も出ないのか
涙も甘えも ずいぶん
僕に残して 消えてった
スノーダンプに積んだ雪は
簡単に捨てることができるのに
こんなに 時が過ぎても
どこか 胸につかえてるんだ
独りで勝手に落ち込んで
切なく 冬の夜は想い悩む
戻って来ること 望んではいない
忌々しいのは 苛立ってる自分
いつか成長しないまま 春も来る
けど どうして心が軋むのか
悲しい過去も 後悔も
ここにドサドサ 捨ててった
掃き溜めに寄せられた雪は
大きく山ほど盛り上がっていく
それでも 春が来る頃
全部 溶けて無くなるように
この胸の轍さえ
一緒に 綺麗に溶けたらいいのに
高く積み上げられた雪は
毎年春にはすっかり無くなる
無情に 流れる季節
スノーダンプの雪のように
こんな想いも何処かに
もろとも 捨ててしまえば済むのに
一緒に 溶けてしまうのを待って・・・
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