「ハンカチ持ってる？」　
それが彼との出会いだった
私は何も言えなく走ってしまった　
あんな人見たことない
理想の彼だ・・・

ごめんね　神様
あの人好きになってしまいました
どうか許してください　

シャープな恋に憧れる　
でも気持ちはドット
嗚呼もう！　
私がハンカチを渡せば　
少し未来は変わっている


「前はごめんね」
彼を謝らさせてしまった
私は彼が好きなのに無理だ
また逃げてしまった
もう最悪だ・・・

馬鹿だね　私は
あの人から逃げてしまいました
過去に戻りたい・・・


あぁ本当の最悪だよ
シャープな恋どころか彼は
この世にはいない
馬鹿だ私
ドットの一つでも入って
罪を償いたい
でも無理なんだ
「ごめんね」を言うのは
神様ではなく
彼だった


ドットな恋になってしまった
いやもう無地だよ
嗚呼謝りたい！
いや謝れる・・・



彼はこの世にはいないけど
心で謝れば何か伝わる
彼は謝られるのを望んではない
「ありがとう」