５月のある日
君からもらった｢好き｣の言葉
あたしがどれだけ喜んで嬉しかったかって
伝わっていたかな？

たのしい日々を過ごしたね
ケンカもたくさんしたけど
その分もっともっと好きになれた

だけど
お互いがお互いの心を踏みにじってしまった
いつの間にか起きたすれ違い
我慢し合っていたんだね
ここまできたら修復は出来ないって思った
あたし達が思っているよりもこの溝は深くて

｢価値観が違う｣
あたしはそんな言葉を君につきつけてしまった
その言葉の裏には
｢このままのあたしを好きでいて欲しい｣
｢認めて欲しい｣
っていう思いがあったんだと思う

ごめんね
こんな考え方しか出来ない自分が
いい加減いやになるけど
こういう答えしか出てこなかった


１０月のある日
あたし達は終わる
君からもらった｢愛してる｣の言葉
あたしがどれだけ大切にしていたか
伝わっていたかな？

何度も言った｢大好き｣の言葉
その気持ちに嘘はなかった
たのしかったよ
君と過ごした日々はいつも明るくて

｢君｣という存在が
あたしを幸せにさせた

好きだった
大好きだった

愛していた大切な人

さよなら

ありがとう