WANT
作詞 雪永ふゆ
昨日の夢は、
君だった気がする。
泣く資格はないから、
胸を押さえて歩くの。
「もう苦しみには慣れたよ」
君はどうして泣いたの?
今の僕=昔の君
時間をこえて、
似たものどうし。
届きそうな気がしたの。
夢を見ていたかったの。
君のまえで目を瞑る。
触れた、触れた、
ずっと忘れないのだと。
愛した僕は、
幼すぎた気がする。
笑う資格はないから、
口を噤んで歩くの。
「苦しみにまだ慣れないよ」
僕にできることはない
昔の君=今の僕
時間をこえて、
似たものどうし。
届きそうな気がしたの。
君を見ていたかったの。
僕のまえで目を瞑る。
触れた、触れた、
君はきっと
明日になれば
忘れてしまうから。
愛せないのなら
それでもまた
触れてしまうのなら
「僕を消して。」
届きそうな気がしたの。
夢を見ていたかったの。
君のまえで目を瞑る。
触れた、触れた、
ずっと忘れないのだと。
「君のことは今も
ほんとは好きでいるんだよ」
君が言う 僕が笑う
まだ夢を見ていたいよ。
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