夕陽よ、ありがとう。
作詞 藤元圭
きっと叶う恋だと
思っていたから
何も考えずに
好きでいられたんだね...
毎日の通学路
いつも少し
遠回りして
君の登校時刻に合わせる
僕は 偶然を装って
君を見つけ
靴箱まで
デート気分
君の「おはよう」で
僕の一日は
元気になって
憂鬱な気分も
吹き飛んでく
君と肩並べ
歩くだけで
満足していられた
やがて
名前 呼び捨てで
呼び合うようになっていて
もしかして
僕は 君の事好きかな?
君は 僕のこと好きかな?
そんなことばかり
頭の中 グルグル
授業中も考えてた
どうかこの願い叶うとしたら
君と ずっと ずっと
笑い合っていられますように
放課後
図書室で
友人と
語り合った後
忘れ物に 気づいて
教室へ戻る
そこで僕は 見てしまったんだ
僕の親友といる 君を
もう心臓は 止まりそうで
君が 笑顔を見せながらしてくれた
挨拶も
無視して
一目散に
家に帰ったんだ
あの時
僕は泣いていたかもしれない
きっと叶う恋だと
信じて疑わなかったから
何も考えず
好きでいられたんだね...
あの日の帰り道
夢中で走る僕を
見守ってくれた
夕日よありがとう
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