【 ―REPEAT― 】
作詞 水淵
翼を亡くした少女は
その羽の破片を掻き集め
繋ぎ 繋ぎ 繰り返せども
朽ち果てし羽は 二度と還らず
永久の名 棄てた少女は
次第に雁字搦めになるのか
離れ 離れ 静かに逝けど
死の刃は すぐ其処に
朧気に沈む 意識の淵で
(廻りし 淵で)
少女は琴弦を掻き鳴らす
( 歔欷の調べを紡げ)
死に蝕まれて
(跡形無く消滅する躯)
やがて塵とならん
(ah 焔火の)
あの日の誓い 胸に交わし
(愚かな願いは 叶わぬまm)
小さき心の臓は 静寂へ
(輝神なる幻も 静寂へ)
曾て神で存った少女は
未来際 天上(あまかみ)を夢視し
放つ 光 静かに溶けど
( 翔けよ 宙に)
記憶さえ 蜃気楼の彼方
(死の両翼は ah 彼方へと)
(幻の龍翼は ah 彼方へと)
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