本当の自分は弱いくせに
無理な笑いと強がりで
壊れそうなこの心は今も
冷たい両手で支えている

いつも一人、部屋の片隅で
ヌケガラになってた
誰かを信じて必要とされたいのに
自信を無くしてた

先が見えないと怯えてた
『未来はない』と思ってた
そんな僕を包んだのは
他の誰でもない君だったのに…

今日もひらひらと舞う粉雪は
恋人たちに落ちてく
来る訳もないと分かってるのに
少しだけ期待してしまうよ

同じ夜の間をさ迷って
星を数えてた
恋の歌を聴いては泣いていた
君が愛しかった

君の心が他に移っていくことを
知らないふりしてただけ
今さら後悔しても遅い

本当の自分は弱いくせに
無理な笑いと強がりで
壊れそうだった僕の心は
君の温度で満たされてた

苦い過去も甘い過去も
すべて想い出に変えられたなら
前に進むこともできたら
笑い合える日が来る……

今夜もさらさらと舞う粉雪
立ち止まっては見上げる
来るはずもないと分かっていても
君の姿を…

本当の自分は弱いくせに
無理な笑いと強がりで
壊れそうなこの心は今も
冷たい両手で支えている

この雪が涙に変わっても…