あなたの冗談に笑ってしまうのは　話が面白いからじゃなくて
自信満々なあなたの顔が可愛らしいから
薄味好みのあなたに合わせていたら　いつの間にか3キロもやせてて
それはそれで嬉しいけど胸のサイズもちょいダウン
人混みに押されて不意に触れ合った時なんか
未だに緊張で胸もいっぱいに膨らんでるから
今度の休みのショッピングにはちゃんと私に付いてきてよ
あなたは気付いていないかもだけど　私前よりずっと綺麗になっているでしょ

映画は決まってレンタルで済ますけど　映画館が苦手なんじゃなくて
見かけによらない泣き虫を独り占めしたいから
ドライブばかりのデートコースも良いけど　たまには電車でのんびり行こうよ
オートマ嫌いのあなたまで空いた距離が少し寂しい
私の体に合わせた助手席のシートとか
不思議に眠くなる香りとか誘惑は多いけど
帰りの高速も音楽にもたれてあなたを眺めてるから
あなたは気にしていなさそうだけど　私とっくに大人の女になっているのよ

初めてのデートを覚えてるかな
「ちょっと運転してみる？」って　シフトレバーに私の手を置かせて
あれって本当は単なる言い訳だったんでしょ
笑わないから白状しなさいよ
だって右手に重ねられた　あなたの左手がびっくりするくらい
熱かったのを今でも私は覚えているから

あなたは気付いていないかもだけど　私前よりずっと綺麗になっているでしょ
あなたは気にしていなさそうだけど　私とっくに大人の女になっているのよ