盲目な乙女よ、サヨナラ
作詞 華咲 翔
生涯夢見る乙女にはなれないよ
だって現実が私を束縛するから
陽が当たる部分しか見えずに
陰を作る部分には気付かずに
自分の綺麗な部分だけを好きになって
他人の綺麗な部分だけを信じ込んで
他人の良いところを見つけるのは難しいはずなのに
どうして眩しく感じると 驚いてしまうほど簡単に
周りまで照らされて見えてしまうのだろう
理想と現実が区別できないのは私
理想は許せて現実が許せないのはもう疲れたね
雲が掴めると信じた日々は終わりにしよう
あの人の幻影を愛してた私
幻影を映すのが上手い人にはもう疲れたね
映写機で映った人間を欲するのは終わりにしよう
ねぇ 幻影を信じるのは何度繰り返した?
ねぇ どうして分かっていながらも繰り返した?
他人を知るのが怖くて
自分をも知るのが怖くなったのは
虚像を削り取った後に見えてくる実像に
目を当てるのが怖いからでしょう?
知ることが何も怖くなかった幼い勇者には
もう戻ることはできないけど
それでも知りたいと思えるのは
人は強くなる素質を持っているからかもしれない
|