105円のカッター
作詞 魚n.憂
晴れてるのに びしょ濡れの帰り道
滴る水は 雨水じゃなくて水道水
君は笑顔でバケツごと僕に投げつける
僕はただ へらへらと 泣き笑い
そんな毎日 爆発させてやりたいぜ
走る 走る 走る 君のもとへ
105円のカッター握って駆け出した あの日
僕はただ キレていただけなんだよね
そして 何も知らない奴らの言葉で
僕はもう ぶっ壊れてしまったんだ
消えたいって 思ったことあるだろ?
僕の場合は 四六時中思ってるけどな
薄汚い嘔吐物みたいな君の顔
泥つきの 雑巾で 拭いてやる
返してやるよ 今まで君がやったこと
殴る 殴る 殴る 君の顔を
105円のカッターを君に振り上げた あの日
君の顔 あの時の僕と似ていた
叫ぶ 僕も君も泣きながら叫んで
悲痛とか そんなもんだけが残った
今では 何事もなく 僕等 生きているけど
105円のカッター僕等の血に染まった あの日から
ずっと 僕の時間は止まってる
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