白い雪
作詞 いづみ。
わたしの王子様。遠くへ行ってしまったの。
一言「じゃあな。」と笑って・・・。
白い雪が降ってたね。
桜の花びらがひらひらと散る。
ピンクの花びらが君の笑顔と似ていて胸が苦しい。
セミの鳴き声が聞こえる。
夏になった。
君のいない夏祭り。
一人寂しくアイスを食べる。
ひらひらと落ち葉が降ってくる。
落ち葉があの日の雪に見える。
自然と目から熱いものが流れてくる。
こんな感情、私は知らない。
そしてまた冬。
君と最後に会った場所へ行く。
来るわけないのに君を待つ自分がいる。
また雪が降ってきたよ。
君からもらったマフラーを投げ捨てる。
君を忘れる決心をつけた。
なぜだろう。
やっぱり目から熱いものが頬を伝う。
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