学校への坂道でキミを見つける。 それだけでボクは幸せだ。 前を一人で歩くキミと 自然と歩幅があってしまう。 もしキミに話しかけれたら キミのとなりで歩けるのかな? でもボクにそんな勇気はないから ただ、少し遠目に眺めている。 「おはよう!!」とキミに声をかけられた。 「おはよ。」小さく返事する。 キミに話しかけられただけで いつものボクはどこかへ消える もしもっと上手く話せたならば この距離は縮んでいくのかな? でもボクはすぐに照れてしまい 無愛想な態度を取ってしまう。