wish
作詞 nature
あの日の僕には
広い空ではなく
静かな地が見えていた
存在してはいけない―
そう思えば 生きていけた
その言葉で縛れば
「死」も怖くなかった
でも君のことが気がかりで
いつもあと一歩の勇気が出ない
ねえどうして君は
僕に話しかけてくれるの?
あの日の僕には
今居る友より
君のことばかりが見えていた
今のこの人生が
無性に怖くて
逃げ出してしまいたくなるけど
君がここにいるから
もう友達だよな―
そう思えば 生きていける
その言葉があれば
「皆」も怖くなかった
でも僕は嫌われ者で
いつも皆の輪に入れない
ねえどうして君は
僕を見てくれるの?
あの日の君が
太陽ならば
僕は月になりたい
明るい君を
陰でそっと
支えれるのならば
僕はそれでいい
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