夜空に星が見えない夜は
あなたが必ず夢に訪れ
今もまだ悲しみ嫌って程連れてくるの
手も声も届かぬまま
後ろ姿で遠くへ消えてゆく
目覚めるといくつかの涙零れて
心をまた空っぽにする

サヨナラも言えずにここに居る事を
あたしが生きているこの意味を
どんな愛をあなたが与えてきたか
教えて欲しかったその言葉で
不器用なくらいでもいいから

思い出だけが絆を繋げていて
覚えていない昔の記憶探し
遠ざかっていく事理解出来ずに
それでもあの頃はそれなりに受け止め待った
夢と現実の境をただ彷徨い
見ぬフリしてここまで過ごしてきた

愛してると聞きたくてここで待っている事を
願いはいつか叶うと言ったあなたの言葉を
だからいつまでも願い待ち続けている
来るはずのない知るはずの無い
あの日の後ろ姿を

人はいつの日か傷つけ傷つく事覚えた
とても残酷な生き物だけど
美しいほど繊細で綺麗な心持っていて
だからこそ深く染み付いた感情は
消したくても消えないの

サヨナラと言えずにここに居る意味を
行かなければならない道がある事を
言わなければならない言葉の数々
背負わなければならないモノを知った時
人は強くなって歩み始められるから

アリガトウと言いたくて伝えたかった言葉を
生まれてきた事の感謝の気持ちを
愛してると聞きたくて知りたかった真実を
あたしが生きていくこれからの意味を
あなたが言っているかのようなゴメンの一言を