深い闇さえも切り裂く
鋭い眼光と鋼の爪
先は今宵も蒼い月に輝（て）り
一度駆け出せば その身は
風と似る視界を斬る
求めるモノは逃がさない

But, Only one
上手くいかないコレだけは
Prease give me
闇駆けて冷めたこの肩に
抱えるに困る程の愛を
≪lonely…lonely…≫
下さい、Ah――…

≪間奏≫

どんな孤独をも満たせる
幻の媚薬を探して
今宵も蒼い月に向かう
≪タイ≫温に飢えて渇いた目
空を見上げるには少し痛くて
知らぬ間にまた闇に向けてる

I'll run away
このまま独りが続けば
≪for≫run away
弱さに気を冒しきって
だから出来たらこの背中ごと
≪Prease…give me,hug me≫
抱きしめて

満ちた月の昇る丘の上で
孤独に任せた様に遠吠え
苦し紛れ？　そうかも知れない
こんな寂しい想いは今までに
≪ないから≫
当てもなく求め続け砕けて
ボロボロになって冷えた地に堕ちた
そんなイカレた行く先だろうと構わない
偽りも飾りも歓迎

深い闇さえも切り裂く
鋭い眼光と鋼の爪
先は今宵も蒼い月に輝り
爬行（はこう）するあの狼は
夜ごと街へ降りて愛を求め
弾かれては月に背く…


構成⇒AB-ABSA