寒空の下で
作詞 空色
あたしが生まれ堕ちた日
君に会えなかった
あたしが産声をあげた日
君に会いたかった
たとえ夜遅くでも
たとえ駅が遠くても
たとえ親に反対されても
あの日君に会ってたら
今頃どうなってたんだろう
君はあの日
あたしの目を見て
何を伝えようとしたの?
なんて聞けるはずもなかった
聞いてしまったら
あの日外に出れなかったことも
あの日に伝えてもらえなかったことも
きっと悔やんでしまう
勇気をぶつけてくれたのに
あたしは受け止められなかった
その事実も本当に
悔しくて情けなくて
でも君が思ってるほど
あたしは大人じゃないし
君が思ってるほど
君は子どもじゃない
だから君が許すなら
同じ空で言葉を交わして
寒くなってくると思い出す
あの頃のように
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