ふたつの愛
作詞 優祈
切れた唇 痛々しいあざ あいつ?と聞くと苦笑い
周りに 転んだと 嘘つく君が 僕には信じられなくて
幸せ? と聞いたときの 君の顔が 今でも忘れられない
切ない笑顔で 幸せだよ と答えた君
愛のわなにはまって いつしか壊れてしまったね
「あなたの言葉だけで救われてるから」
そう笑っていわれたら 僕はなんにもできない
あいつから 君を守ってやることも 笑顔を取り戻す事も
*また君に会えたら 僕はもう迷わない
愛してると 囁いて 抱きしめるから
星空の上で 愛を誓おう
そのときまで 待っていて
僕だけを待っていて
いつもの学校 いつもの風景 変わったことはひとつだけ
見かけなくなった 彼女の姿 知らないフリしてるけど
最悪な シナリオだけが 頭から離れず 不安広がる
どうか無事でいて (でも) 届かなかった 僕の祈り
愛の形はぬかるんで いつしか消えてしまったの?
「憎めないんだ これが愛かな」
そう泣きそうに言われたのに 僕は守れなかった
失って あざやかな色の世界が モノクロに塗り変わった
*また君に会えたら 僕はもう迷わない
愛してると 囁いて 抱きしめるから
星空の上で 愛を誓おう
そのときまで 待っていて
僕だけを待っていて
使用者なしの携帯電話 光ることすら 忘れている
アドレス空白 でも僕あての 届かなかった 最期のメール
震える手で 開いたそれ 呼んだ瞬間 伝った涙
幸せだったよ ありがとう 最期に君に 会いたかった
*また君に会えたら 笑顔が見たいんだ
「離さない」と 握りしめ 口付けを落とす
神様の前で 永遠を君と
そのときはさ 笑っていて
僕にだけ 笑っていて
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