覚えてますか？
…僕の口癖を
…交わした約束を
…あなたが言った
まだ覚えてますか…？

覚えてますか？
…揃えたringを
…あの日の夜景を
…あなたが言った
『愛してる』を

秋の夕暮れに浸してる
曖昧な この感情を
名残惜しく ただ見てるだけで
空しさ募る

打ち付ける雨が涙流した
割れそうな額 増してく微熱
泣き叫んだ 燃やし尽くした
あなたへの慕情
影も形も 帰らない

覚えてますか？
…僕の歌声を
…聖夜の鐘を
…あなたへ告げた
まだ覚えてますか…？

覚えてますか？
…響いた鼓動を
…あの日の潮騒を
…あなたへ告げた
『愛してる』を

木枯らし とうに過ぎ去った今
寒菊も揺れ 泣いていた…
懐かしき日々 ただ想うだけで
重ねて映る

逃げ出したい過去 遠くにある
僕の腕だけじゃ掴めないから
継ぎ足しても 塗り潰せないよ
あなたへの慕情
望んだままの 形に…

打ち付ける雨が涙流した
割れそうな額 増してく微熱
泣き叫んだ 燃やし尽くした
あなたへの慕情
影も形も

最後にするから どうか言わせて
繰り返すけど まだ『愛してる』
あの言葉と 忘れられない
あなたとの慕情
馬鹿な未練だとしても…