独り事
作詞 進
結局意気地無しなんだって
初めから奪われる物なんて何もないって
わかっていても
どうにも認めたくないのが人間ってもんなんだなぁ
だって僕が垂れ流したのは笑顔じゃなくて涙
夕日に迎えられた2人とは
比べても比べられない程だよなぁ
ならばどうかこの僕の
意地悪い記憶を消しておくれ
何も知らなかったあの頃に戻しておくれよ
じゃないと僕は本当に
あの子を殺して死んでしまいそうだよ
言った所で届かない
闇にも嫌われた僕の元に
光なんて灯らない
だったら僕は
もう耐えられないから
あの子を殺しに光の元へと向かおうか
眩しくないようにサングラス掛けてさぁ
なんて願望が叶うはずなんてないんだ
だって僕は意気地無し
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