レム
作詞 真水
聴きたい言葉をひたすらに待っているだけ
言いたい言葉がないことに気付くだけ
君から貰ったものを捨ててしまって
その場に置いて何処かに飛んでいくだけ
誰も知りはしない世界へ行こうと
行こうとしただけなのかもしれないな
誰かに聞こえるような囁きが
耳元をスッと過ぎっていくって
瞼の閉じ方も知らないうちは幸せだって
教えてもらえれば良かった気がしたんです
ループのかかった音楽を垂れ流して
そういえば昨日死ぬつもりだったっけ
貴方しかいない夢を見ようと
見ようとしただけなのかもしれないな
誰にも聞こえないような叫びが
足元に転がってるから蹴って
あくる朝の迷走と
やたらと長い雑言と
有り得はしない永遠は
ゴミ箱に丁度のサイズ
軽くでしかない世界を作ろうと
作ろうとしただけなのかもしれないな
誰でも良かったような差別が
明るみに染まり出したらしくて
誰も知りはしない世界へ行こうと
行こうとしただけなのかもしれないな
誰かに聞こえるような囁きが
耳元をスッと過ぎっていくって
|