素晴らしき、人生 〜母へ〜(母の日)
作詞 てでぃべあ
生まれたその時から
当たり前のように 私の踏み台となり
見返りを顧みない無償の愛で 今日まで私を導いた
長い反抗期に あなたの涙を何度も見ました
そんなあなたを置き去りにして
私は暗い夜の街へ 出て行ったを覚えています
恋や 仕事や 人との繋がり
嘘や裏切り 心の闇
裏切りなど知らず 飛び出した私が見た世間は
理想とはほど遠く とても冷たく 残酷で
あっというまに傷付き ボロボロになった私を
あなたは何も言わずに 迎え入れ
ただそばにいてくれたのでした
その時 やっと気づいたのです
私はずっと “温かい場所”にいたのだ と
「役に立たなくてごめんね」
そんな風に 思わないでください
あなたが私の母であり、ひとりの感性ある人間(ひと)であるように
私もあなたの娘であり、ひとりの人間(ひと)なのです
思いのすべては全ては話せないものです
理想と現実に苦しみながら 生きていくものです
けれど全て あなたがいてくれたからこそ
私は悩み、苦しみ、泣き、笑い、今日まで生きてこれたのです
あなたは私の母なる大地
あなたがいなければ 傷つくことさえできなかったのです
私なら もう大丈夫
ごめんねよりも “ありがとう” と伝えたい
裏切りを知らずに 生きてこれた事
裏切りを知った 今だからこそ 感謝しています
優しいあなたのものに 生まれ落ちたこと
誰より 誇りに思います
生まれ変わってもまた あなたの娘でありたいと
心の底からこみ上げる この思いを 誇りに思います
痛みは 優しさにかえて
許せないものを 許す心を持ちながら
今日からまた あなたが与えてくれた
この“素晴らしき、人生”を
強く、強く、生きて行きます。
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