嘘の嘘。
作詞 フォニム
寒空の下で口ずさんでみる
これは君が作った歌
全ての詞を知っているのは
僕だけじゃないけれど
特別な一曲なのは確かなんだ
もう一年経つんだね
君と出会ったあの夜から
あの頃よりどれくらい
僕らは大人になったんだろうね
ずっと気づかれないように
僕は君を見てきたけれど
そろそろ解ってほしいな
なんて自分勝手もいいところだ
何度も人は朝を迎えるけど
それは当り前のこと
でもいつかはそれも終わる
だから後悔はしたくないんだ
また一年始まるんだね
君と会って話す日々を
今度はどれくらい
僕らで作っていけるんだろうね
きっと心に嘘ついて
僕は君を見ていくだろう
どこまで嘘をつけるかな
ずっと、このままなのだろうか
いつか僕が曲を作れたら
それはきっと君を歌にしたもので
だからその全てを知るのは
君だけになるんだろう
つき続けた嘘も全て
メロディーと言葉にして
嘘を、嘘にしていくんだ
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