哀色の声
作詞 遠山うづき
真冬の空に
疎らに降りてく
空からの使徒たち
ツバサは無く
不可抗力で
上から下へ落ちてく
君の隣で居られる
事だけを考える
僕は何時も何時までも
小さく儚い
真冬の雪 白いメッセージ
溢れそうな この思いが
少し 少し 零れていって
痛んでしまった空の色に
潤いをもたらす
会いたくても
愛おしくても
触れられない苦しみ
待つことしか
僕は出来ない
そんな自分が嫌で
僕はきっと何時か
君を見失うだろう
それを考えたくなくて
夢中で手を握る
残り雪が 白く映って
少しずつ 消えて無くなる
もっと もっと 光り輝き
君のその目に僕を映して
そして何時か照らして
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