都合のいい人のフリをした いつでも遊んであげる、と 3回に1回は 理由付けて断った 本当に ただの都合のいい人になるのが怖かったから 逢えば躰を重ねたけれど 感じてくれたのは躰だけで 心は果てしなく遠く それが辛かった 辛いのはきっと 僕だけじゃなくて 1日の最後の「 ごめんね 」も「 またね 」も嫌いだった ふと見上げた空は 僕の心を映して 黒く濁っていた 空がいつか晴れ渡るように 僕の心も いつかは綺麗に輝くだろうか 次逢ったら 僕は言うよ さよなら