嘘
作詞 燵夜
わかっていた
貴方の一つ一つの台詞が嘘だった事
わかっていたけど
貴方が好きだから
騙されたフリをした
それも全て貴方が好きだから
貴方の思い通りになった
「好きだよ」
嘘だとわかってるのに
やっぱり嬉しいんだよ
どうして私ばかりが好きなの?
あの日貴方が私を虜にさせたの
甘い魔法の時間は
解けかけているの
思い出す度に辛くなるの
12時のシンデレラは
魔法が解けてしまうけど
私の魔法は解かないで
ずっと解けないままに
貴方に溺れさせてよずっと
何度別れを告げようか悩んだ
「今日こそは・・・」
貴方に会う前に何度も考えた
だけど貴方を前にすると
何も言えなくなるの
ズルイどうして私ばかりが好きなの?
「あのね・・・」
そこから先の言葉が出ない
「どうしたの?」
不思議そうに聞く貴方
「別れよう・・・」
そう言えたらどんなに楽なんだろう
「好きだよ」
また悪魔の囁きが聞こえる
また私に嘘をつくの?
どうしてこんなに苦しめるの?
無理よだってこんなにも好きだから
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