.....何を探しに 行ったのだろう あの場所へ 風が吹けば 清らかな 紫色の絹を 神様が運んでくる街 鳥たちの歌や 朝露の雫が一粒ずつ落ちる音を 森の中で奏でる 誇り高きピアニストの住む丘 もう そこには存在しないかも知れぬ 遠い星の光が届く 陰りのない冴えた空 何かに流されるように 生きていても どうしても 変えられないものがある わたしは それを貫く人になりたい