初恋
作詞 紗羽[さわ]
僕の初恋の人は
追いかけるには近すぎた。
君のくれる「大好き」が
愛しくて、愛[かな]しくて、
返す言葉を探し続けて
季節は過ぎた。
君が手を繋いでくれるから、
僕を抱き締めてくれるから、
今以上何を望むつもりなのか、
自分でもわからなくなるよ。
僕の「好き」と君のとが
少し違うだけで
こんなに苦しいなんてね。
僕の初恋の日々は
片想いで両思いだった。
君のくれる「大好き」が
愛しくて、愛[かな]しくて、
返す言葉が見つからなくて
季節は過ぎた。
君にもっと甘えられたなら、
僕が上手く寄り添えていたら、
真夜中に、誰も知らない涙で
頬を濡らさずに済んだかな。
君の「好き」と僕のとが
少し違うだけで
こんなに切ないなんてね。
君を独り占めしたくなる自分を
知らなかった頃は良かった・・・
僕は君の腕の中で
いろんなことを願ってた。
時が止まってしまえば、
僕らだけ、二人だけ、
このまま僕は覚めない眠りに
つけたらいい。
そのときには伝えるよ。
好きだよ、
死にたいくらい。
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