壊れた映写機
作詞 雅晴
暗い夜が静かにやってきた 月光さえもなく
空を覆う僕を包み込む 悲しみという雲
君を思い出す 心の映写機
壊して全てを忘れたい
君だけを 君だけを
見てきた この何年かを返せ
返してくれ!
今日からの自由さえ虚しい
寒い風が雲を吹き飛ばす 悲しみは消えない
今いる廃墟のビルの屋上で
鳥にもなれない
人生に疲れ 鳥になる人が
今では尊敬できる
苦しくて 苦しくて
頼れる人はいなくて
鳥になる? まだ頑張れる?
心の自分が決めるんだ
君だけを 君だけを
愛してた 自分が嫌で
鳥になる? まだ頑張れる?
今日からは朝は来ないだろう
来ないと思ってた 朝日が昇ってきた
眩しくて 眩しくて
それでも 何だか暖かくて
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