1.辛くてもずっと傍にいると言ったあなたは　今隣には居なくて
　ただ廻る時の流れに　負けてしまいそうな私に
　手を差し伸べてくれた　あなたは私の幼い手を握って
　連れて行ってくれた　何処までも光の世界へ

　迫りくる闇から逃げて　行き場の無くなった私の頬に
　白い羽が触れる

2.嬉しいときもずっと傍にいると言ったあなたは　まだ何処かで
　ただ廻る時の速さに　負けてしまいそうなら
　手を差し伸べよう　私はあなたの大きな手を握り
　連れて行こう　何処までも光の世界へ

　溢れ返るような光が眩しすぎて　闇に逃げようとしたあなたの瞳に
　黒い羽が映る


　黒と白の羽根が闇と光の世界が迫り
　私はあなたの手を　いつまで掴んでいられるか
　見る間に崩れゆく大地に　いつまで立っていられるか
　私たちはきっと光と闇だから　お互いが存在して初めて
　この世界が成り立っている
　幸せだと感じられる