hometown
作詞 霧都聖
机の上のペン
たまには手紙でも書いてみようなんて思う
便箋の上 ひとつずつ生まれてくる字が
だんだん母に似てきた
家に帰りたいなんて 誰もが思って普通のこと
そうして大切な人達の 久しぶりの笑顔を見れば
馬鹿なことで悩んできたことがわかってくるんだ
母の腕の中
心を優しく包み込んだ
不安に泣きそうな毎日でも
いつもあなたがいるような気がするよ
胸にたくさんの花を抱きしめて
穏やかなメロディーが
疲れきった私を再び癒してゆく
その優しさ お父さんにそっくりだねと
言われると嬉しいのは
家に帰りたいなんて 恥ずかしいなんて思わないで
そうして自分の中だけで すべてを我慢するのは
誰ひとりできないから一緒に帰ろうよ
父の広い背中
どんなものより 温かかった
こんな苦しすぎる毎日でも
見えないところにいつもいてくれる
「こんなことで負けるな」と
いつものように
私 まだ何もしてあげてない
まだ赤ん坊みたいに甘えているね
もっと強くなって
優しくなって
若い頃のあなたのようにならなくちゃね・・・
思い出す 優しい時間
嬉しさと共に残っていく
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