文集
作詞 焼肉
「太陽よりも明るいおじさんになりたい」 アンバランスな字が僕を 笑顔にさせる 純粋って言葉にぴったりと当てはまる あの頃の僕の 悩み事といえば 夜中に一人でトイレに行けないことだろう
今となれば電気がついてなくったって 恐怖を感じない むしろ明るく人がたくさんいるとこの方が 恐怖を感じる
背丈だけでかくなって 性格は気弱なままで 不十分な思いやりで 満足している 文集の僕は輝いて 字は今よりも綺麗で 書いていたあの夢はもう既に叶っている
振り返っても 誰もいないけど 目を瞑ったら なにかがいる
泥まみれの 汗まみれの その少年は 僕と同じ地面にたち 手にはキャンディーを握りしめて こっを向いて笑っている 照れなどなく笑っている
太陽が僕の前にいる
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