過ぎ去りし
作詞 ユースケ・F
溜め込んできたものは 今日で全て捨てる
新しい景色を 迎える準備はまだだから
再び手に取るは 香りが染み付いて
僕を留まらせるような 甘美なものだけど
もう過ぎ去りし日々 涙なんて流さなくても
あの日の夢と一緒に 仕舞うなんて出来やしない
春一番は追い風 こころは宙を舞う桜
僕に出来ることなんて 思い出は1フレーム分
形に残した面影に 思いなんて馳せてみたら
急に名残惜しくなるほど 儚い日々だけど
いつもの様に笑い合って いつもの様に馬鹿をして
だってさよならと涙は もっと違う意味があるから
嗚呼十数年一緒に居た友よ 涙なんて流すもんじゃない
いつかまた会えるなんて 少し気障過ぎるかな
夢も思い出も置いて やがて来る未来へ
新しい日々を抱いて いつかの別れを捨てて
過ぎ去っていった日々 セピア色の思い出たちよ
僕は服の襟を正して 鮮やかな青春(いま)を生きる
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